白やぎと黒やぎの往復書簡

白やぎと黒やぎの手紙のやりとり、時々読まずに食べてしまいます。

ラップはやっぱりサランラップがいい




11月の初旬に引っ越した。ここにきてから3年が経った。ずっとここにいるのかどこかまたちがう街に行くのか、仕事はどうするのかをずっと考えていた。何度か訪れた街の駅の名前で賃貸情報を検索した。1週間くらいインターネット上を彷徨った。とりあえず実際に物件の内覧に行こう。不動産を3件、物件は合計9件内覧した。初期費用、毎月の家賃、駅からの距離、本当に引っ越しが必要なのかをいろいろと考えた。今まで住んでいた場所は駅から7分くらい、1Rで木造で壁は薄いけどみんな生きているんだなと感じられる。キッチンはコンパクトで料理をするときにはいろんなところに物を置いては落としたりこぼしたりした。ロフトもあった。そこに本を並べ、好きな絵を飾り、お気に入りのライトを設置した。ほとんどそこで過ごすことはなかった。家賃はとても安くて管理会社のひとがとても親切でそれがよくて、引っ越さなくてもまいっか。そう思っていた。退去の手続きにいったらその方は急病で亡くなっていた。人間は必ず死ぬんだよなっていつもそう思ってやり過ごす。いつも頼りにしていたからかな、めずらしく寂しくなった。新居は1Kで鉄筋コンクリートで階段のみの4階。キッチンはわたしの理想に近くて収納がたくさんある。シューズボックスっていいね。築年数はわたしのほうが上だけど、まあ近い。広くもないし狭くもない。わたしがひとりで暮らすのにちょうどいい。引っ越してからいろいろと買い揃えた。キッチンにハイカウンター&椅子のセット。部屋に本棚と読書するための肘付きのダイニングチェア、丸いサイドテーブル、足場板で作られた踏み台、時々椅子に座るときに足置きにしている。レトロな中古のCDJも買った。きょうはお休みでそれで音楽を聴いている。ひさしぶりにthe brilliant green。3ヶ月も放置してたから近況報告がたくさんあるな。職場で仲良くなったなと思ったんだけど、ちょっと気まずくなってしまった人がいて憂鬱だったり、昨夜は大好きな人間とおいしいものを食べて、そのひととの会話も楽しくてとても満たされたり、休日は時間を自由に過ごせていいなあと、ダイニングチェアに座ってキーボード叩いたり、元気だったりじゃなかったりする。気まずくなってしまったと思っているは私自身の問題。相手はどうなのかはわからないんだけど、わたしは仲良くしたいのか、それなら行動したらいいじゃないと自問自答するけど、そのひとに向き合う元気はない。またそうやって人と疎遠になる選択肢をするんだなって自分自身が嫌になってしまう。昨夜みたいに楽しいと思えるとそういう人との時間を増やせばいいんじゃないかなって。これは甘えなのかな、逃げなのかな。ひさしぶりのブログがぐるぐる病になっちゃった、へへへ。あとで写真も添付しようと思う。球根の栽培とか朝食べたお菓子とか最近みてる風景とか。さんくまちゃんこれからもよろしくね。