白やぎと黒やぎの往復書簡

白やぎと黒やぎの手紙のやりとり、時々読まずに食べてしまいます。

生きるのしんどいなあってリフレイン

ワクチンに限らず「絶対」というのはそうそうない。罹患したときの症状を緩和するためのものなんだろうなと思っていた。わたしは一度もそれを接種していない。するもしないもそのひとの自由だからどちらでもいい。個人的な考えはなるべくストレスなく好きなことして過ごしていつ死んでもいいやって思えたらそれでいいかなと。人間は必ず死ぬんだよなって、身近な人の死で体感した。自分のことも国のこともどうも信用できなくて、おいしいものはおいしい。ただそれだけで生きている気がする。いや、音楽や映画も本もたのしい、そして酒もコーヒーも。傍からみれば楽しく生きているように見えるかもしれないけど、まあ楽しい。自分自身を楽しそうって思うところはどこか他人事で、わたしはどこにいるんだろう。他人に興味を持たれて距離を縮められたときに警戒するんだけど、こういうところがわたしがひとりでいる所以だろう。ひとりでいたいわけではない。誰かといたいけれど、わたしがわたしを認められなければ他人がどんなに褒めても認めても受け入れられない。それは堂々巡りで面倒くさいのかたまりだなって考え出すとわたしはなんてダメ人間なんだ、からの自己嫌悪に陥り消えてなくなりたくなる。決して死にたいわけではない。今のわたしには「どぅぐるいなあ(方言)」って言葉がぴったり。