白やぎと黒やぎの往復書簡

白やぎと黒やぎの手紙のやりとり、時々読まずに食べてしまいます。

すっかり忘れていた往復書簡

わたしは何も資格を持っていない。運転免許すら持っていない。必要なひとが持っていればいいし、力試しで挑戦したり、別に必要なければ資格なんて何も持ってないというのもいいと思う、各々ご自由にだ。今の年齢になって資格も持ってないし、なりたい職業というのも特にはない。願わくば働かなくても生活できる環境を国からいただけたら幸いに存じます。そういうお気持ちだ。本気なベーシックインカムが導入されたらいいのにといつも思っている体たらく。生まれたからには生活を保障してくれるだったらいいのに、つまり働かなくても生活できるお金がもらえたらいいのになあと、「ずんの飯尾」のような感じで思っている。三大義務と言われている、教育、勤労、納税。随分と重たい義務だなあと思っている。ポジティブな気持ちで寿命が短かったらいいなと思う。それくらいなるべく好きなことだけして生きていけたらいいなと思うけど、先立つものがない。土日祝休み、ほぼパソコンと向き合きあう、今の仕事をしながら、休日は何もしない、映画をみるなど、この生活はとても気に入っている。派遣だから満期は更新していただけたとしても、あと1年半。そのあとどうするかなあとは思うけど、社員とか終身雇用というものに魅力は感じない。家賃が払えて最低限の生活ができればそれでいい。そんなわたしだけれど、力試し、わたしにとって役に立つ、受かったらラッキーだなと思ってはじめて国家資格なるものを受験する。その仕事に就きたいかっていったらそうでもない。でもわたしにとってプラスになると思っている。平日は気分がのらなくてほとんど勉強していないくせに、合格したいという気持ちだけは人一倍ある。合格しようと思っているけれど、結果はどうなるやら。コロナとういうやつはなかなかに収まらないけれど、元気ですか。なったら仕方がないし、あまり神経質にならずに生きていこうね。だってコロナウイルスは見えないんだもん。わたしが好きな江國香織の「思い煩うことなく愉しく生きよ」というタイトルのごとく、長生きはしたくないけれど、生きたいな。