白やぎと黒やぎの往復書簡

白やぎと黒やぎの手紙のやりとり、時々読まずに食べてしまいます。

昨夜はカリオストロスパゲティを食べた。

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布団を畳む、電気ケトルに水をいれ湯を沸かす。



マグカップクエン酸とはちみつをいれお湯で溶かす、氷を入れて冷やす。



飲む。




いってらっしゃいが今日も言えなかったな

帰ってこなかったらどうしよう



星野源の布団の歌詞を思い出す。




きょうは燃やせるゴミの日、ゴミをふたつ捨てた。



スマートフォンを置いてカフェでモーニング。



257コーヒーで朝を過ごす。



雑誌、漫画、写真集。



こういう時間が好きだ。



音楽も本も映画も落語も



死ぬまでにすべてを知ることはできないなとぼんやり考える。



さんくまちゃんは本当に音楽が好きなんだなあと思う。



耳に心地よい声や音は人それぞれにある。



体のなかにチューナーがあってびびっとくる周波数のようなもの。



星野源の声もそのひとつ。



音楽、執筆、俳優、いろんな顔を持つ、とても魅力的だ。



そして生活は続くという著書はとても好きな作品


「生活を置いてきぼりにすることは、もう一人の自分を置いてきぼりにすることと同じだった」


この一文がいちばん印象に残っている。



生活をしていればまあなんとかなる。



朝起きて好きな飲み物を飲み


挨拶をしたりしなかったり、ゴミを捨て


朝食を摂り、好きな音楽を聴いて映画を観る。



散歩をして猫を見たり花を見る。



ジョゼと虎と魚たちという映画のなかでジョゼは言う。



外に出たい理由は花や猫を見ることだと。


それは大切なことだ。




部屋にある水栽培のサボテンの花の蕾、



近所にいる白猫一族、姿が見えない鳥の鳴き声、



植物に侵食された建物。



きょうもわたしの生活が始まる。




またあたらしい朝がきたな、おはよう。



絶妙に繫がっているさんくまちゃんとの手紙はまだまだつづく。



散歩の途中にまた遊びにきてね。


ミックより